若返りのハーブ!ローズマリー

ハーブ

最近、街路樹のエリアや家の周りにローズマリーが植えられているのをよく見ます。

ローズマリーは、いろんな効能があるにも関わらず、あまり日常生活に利用されていないイメージがあります。(私だけでしょうか?笑)

ここでは、ローズマリーの効能や、使い方、注意点などを紹介しています。ぜひローズマリーの良さを知って、日常生活に取り入れていきましょう♪

ローズマリーの効能

ローズマリーは地中海原産で、古代から「若返りハーブ」と言われてきました。中世ハンガリーの女様がローズマリーの成分を使った薬を飲んで、病が治っただけでなく、若さを取り戻して隣国ポーランドの王子様にプロポーズされた・・・なんてお話があるそうですよ♪

若返りには「活性酸素を抑えることが大切」という話を聞いたことがありませんか?

活性酸素は、体内で発生し、細胞やDNAを攻撃してしまい老化の原因となります。

活性酸素を抑えるには、ストレスの軽減、適度な運動、そして抗酸化作用の栄養素をもつ食品を採ることが推奨されています。ローズマリーは、ロスマリン酸という抗酸化作用のある成分を持ち、血液の循環をよくして、身体機能を活発にしてくれます。つまり、老化を防止するのが得意なハーブと言えます。

また、冷えなどの循環不良にも効果があるとされています。

脳の働きを活性化させるため、集中力や記憶力を向上させる効果があるとされ、古代ローマでは、ローズマリーを身につけて勉強していたそうですよ。

ローズマリーの活用方法

ローズマリーは、すっきりとした強い香りを持ち、料理、ハーブティー、アロマテラピーなど、さまざまな形で活用できます。

料理では、新鮮なローズマリーの葉を料理に加えたり、乾燥させたハーブをスパイスとして使ったりするのが一般的です。肉料理のにおい消しや、魚や野菜など淡白な素材の風味づけに用いられます。香りが強いので、使用量に注意し、苦みが出ないように途中で取り出すのがポイントです。

ハーブティーとして飲む場合は、乾燥したローズマリーの葉を少量のお湯で蒸らし、スッキリとした風味を楽しむことができます。脳の働きを活性化させるので、過労ぎみの時や試験勉強のリフレッシュにも最適です。

ローズマリーのアロマオイルは冷えなどの循環不良の時、オイルトリートメントで使用することで血行促進の効果が期待できます。

注意点

ローズマリーは、一般的には安全に使用できますが、妊娠中の方や高血圧の方は注意が必要です。過剰摂取や長期的な使用は避け、適量を守って利用しましょう。

まとめ

ローズマリーは、その香りと効能で、日常生活を豊かにしてくれるハーブです。

育てやすいハーブでもあるので、キッチンガーデンにひとつ加えてみるのもおすすめです。

見るだけの日々を脱却し、ぜひローズマリーを活用して若々しさを保っていきましょう!

(最後、自分へのメッセージです。笑)

参考:しばた みか著「こころとからだを癒すレシピハーブティーブレンド」 山と渓谷社

   日本メディカルハーブ協会「ハーブ&ライフ検定テキスト(公式テキスト)」池田書店

   日本メディカルハーブ協会「メディカルハーブハーバルセラピストコース・テキスト」

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