私はひょんなことから種子島に3年ちょっと暮らしたことがあります。
地元の滋賀とは、なんとなく生えている植物が違う・・・
そう思って、移住して2年目くらいから少しずつ植物について調べるようになりました。
その植物たちをこちらのブログで簡単に紹介していきたいと思います。
みなさんが植物に興味を持つきっかけになってくれたらうれしいです♪
鹿児島県の木 カイコウズ
和名 カイコウズ (海紅豆)
別名 アメリカデイゴ
学名 Erythrina crista-galli
南国らしい真っ赤な花びら。
種子島に来て、「デイゴの花が咲き」の歌詞にあるデイゴが咲いてる!と思っていました。
しかし、咲いていたのは鹿児島県の木になっている、カイコウズ(アメリカデイゴ)。
咲き方はよく似ているのですが、よく見ると一つ一つの花びらの形が違います
学名は、赤い鶏のトサカを意味するそう。マメ科の植物で、花の形が独特で面白いです。
下はつぼみの様子。やっぱりデイゴに似ています。笑
沖縄の県花 デイゴとの違い
沖縄で代表的な花「デイゴ」と「アメリカデイゴ」は何が違うのでしょうか?
まずは生育する場所がちがうそうです。デイゴは寒さに弱く、奄美以南でしか生育できないので、種子島には本来生育していません。一方アメリカデイゴは耐寒性があり、本州でも育つことが可能です。
また、花の形も違います。アメリカデイゴは最初の写真のように花びらの一部が下に垂れ下がっていますが、デイゴはそれがなく、どちらかといえば上向きに花が咲いています。
デイゴ属だけでも100種類ある!
紹介した、アメリカデイゴも、デイゴもマメ科デイゴ属というグループの植物です。デイゴ属だけでも100種類程あるといわれています。
ぜひ沖縄に行ったときには、デイゴやアメリカデイゴを探してみてくださいね!
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